いろいろなお米の洗浄方法 (精白米・減農薬の精白米・無洗米・玄米)
精白米洗浄は 10秒で!
乾いたお米に溶液を直接注ぎますと、余分に付着しているヌカが瞬時にはがれます。
同時に溶液が黄変しますので、10秒くらい軽くかくはんしてから溶液を捨ててください。
その後は、従来通りに透き通るまで研いでください。さめても美味しいご飯になります。
10秒以上つけておくと、害ではありませんが、黄色いご飯になってしまいます。
1.黄変の原因:ヌカの脂肪分とアルカリ水の反応
※はじめからヌカを削っている無洗米だと溶液の黄変はありません。
2.黄変の原因:残留農薬とアルカリ水の反応
塩素系化合物・農薬・環境ホルモンなどの有害化学物質は、付着ヌカの脂肪部分・魚類の内臓
部分・豚肉の脂身部分に結合して存在しています。
また、私たちの身体の中では有害化学物質は分解されることはありません。
食物連鎖は、野菜から家畜、ヒトにいたるまで、凝縮されてつながっていきます。
なるべく体内に取り込まないほうがよいのです。
さまざまなお米を洗浄してみると、下記のように、黄変の度合いが少なくなります。
(※残留農薬がない場合でも、お米に含まれる脂肪分の量により黄変することがあります)
←多い 黄変の度合い 少ない→
通常の精白米 > 減農薬の精白米 > 無農薬の精白米 > 玄米・無洗米
3.黄変の原因:水温
水温が低いほうが安心やさいの溶解度が高く、黄変の度合いが大きくなります。